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『クルーズ船』全員検査をしないのはなぜ?理由は検査方法と時間?

横浜港に停泊中のクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス号』

新型コロナウイルスの影響で、船員と乗客は2月3日夜から横浜港に停泊を続けています。

身動きが取れない船員と乗客の数は3700人。

船内では感染が拡大し、観光客の中には感染への心配から

『全員を検査してほしい』

との声もあがっているようです・・。

この記事では、

  • クルーズ船の船員と乗客の全員検査をしない理由

についてまとめてみました。

『クルーズ船』全員検査をしないのはなぜ?理由は検査方法と時間にある?

船員と乗客の全員検査はなぜしないのか?

新型コロナウイルスに感染した香港の男性(80)が乗っていたクルーズ船の乗客乗員について、厚生労働省は全員のウイルス検査を見送った。中国湖北省から政府派遣のチャーター機で帰国した人とは異なる対応で、無症状の感染者を見逃すリスクがあるが、専門家は「まだ検査態勢に限度があり、現実的な判断だ」としている。

労省によると、クルーズ船では、発熱などの症状がある人とその濃厚接触者に限定し、ウイルス検査を実施。香港の男性の濃厚接触者も判明次第行う。それ以外の無症状の人は検査を行わないが、厚労省は「このタイミングでの検査は不要」と説明。帰宅後に体調が悪化したら自己申告を要請するにとどめる。

MNSニュース引用:

厚生労働省は、2月4日時点でクルーズ船の乗客全員のウイルス検査を見送っています。

理由は『検査態勢に限度があるから』

と説明されています。

船員と乗客含め3700人という人数は確かにすごい人数です。

全員検査は確かに現実的でないかもしれません。

ですが、具体的にどんなところが問題なのでしょうか・・。

ウイルス検査の対象になった人は?

厚生労働省は7日、新たに20代~80代の乗客41人が新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにした。今後、東京、埼玉、千葉、神奈川、静岡の1都4県の感染症病棟を有する医療機関に搬送される。これまで、発熱などの症状がある人や濃厚接触者など273人の検体を採取し検査を実施。船内での感染者はこれで計61人となった。

ヤフーニュース引用:

現在の検査対象は、発熱等の症状がある人が対象となっています。

  • 発熱等の症状がある人
  • 症状がある人との濃厚接触者

また、ウイルス検査の対象となった方は、関東県内の医療機関に搬送されています。

2月7日までに、273人の検査を実施し、うち61人の感染が確認されています。

 全員検査をしない理由は検査方法と時間にある?

コロナウイルスは専門機関で検査が必要

現在主流の検査方法では、粘膜などの検体に含まれる遺伝子を増幅させてウイルスの有無を調べている。ただ、増幅には一定の時間と設備を要するため、結果が判明するまで数時間~1日かかり、専門機関以外での検査は難しいのが現状だ。

新潟日報引用:

現在のコロナウイルス検査は、専門機関以外での検査は難しいとされています。

また、検査を受けることが出来る条件が定められているようです。

感染が疑われる患者は、37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に湖北省に渡航若しくは居住していたもの、又はそれらのものと濃厚接触歴があるもの等をいいますが、必ずしもこの要件に限定されるものではありません。
例えば、中国に滞在していたものの、湖北省かどうか不明な場合や、湖北省に隣接する地域に滞在していた場合等、必要に応じて検査を実施することは可能です。
診断方法としては、核酸増幅法(PCR法など)がありますが、実際に検査を検討する場合は、医療機関から疑似症として保健所に届出後、地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査することになります
まずはお近くの保健所にお問い合わせください。

厚生労働省HP引用:

受診できる条件を要約すると

  • 37.5℃以上の発熱、又は呼吸器症状を有する
  • 発症前14日以内に湖北省へ渡航歴がある(又は居住歴)
  • それらの人と濃厚接触歴がある

必ずこの条件に該当しないとダメという訳ではなさそうですが、基本はこの条件に当てはまる方を対象としてるようです。

また、必ず管轄の保健所に連絡し、その上で指定の医療機関で検査する必要があるとのこと。

指定の医療機関は

  • 地方衛生研究所
  • 国立感染症研究所

となっています。

誰でもすぐに検査できる訳でなく、検査機関も限られていることが分かります。

コロナウイルスの検査時間は、1日から数日かかる

渡航歴や患者との接触歴などから、都道府県が必要と判断した場合に検査が行われます。このような場合は、検査自体の費用は不要です。結果が判明するまでの期間は状況によりますが、1日から数日かかります。

厚生労働省HP引用:

ウイルス検査は『都道府県が必要とした場合』とされています。

また検査を受けてから結果が分かるまで『1日〜数日』かかるとされています。

厚労省が検査態勢に限度があるという背景には・・

  • 検査条件が定められている
  • 医療機関が限られている
  • 検査に時間がかかる

以上のような問題あるようです。

現時点では、こうした背景から全員検査は現実的ではないと判断しているようです。

 

ネットの反応

ネットでのみんなの反応を見てみましょう。


クルーズ船の感染者数は日々増え続けています。

そうした状況からネットでも『全員検査すべき』という声が多い印象を受けました。

日本の検査態勢に限度があるのかも知れませんが、なんとかできないものでしょうか・・。

まとめ『クルーズ船』全員検査をしないのはなぜ?理由は検査方法と時間にある?

クルーズ船(乗員・乗客)の全員検査をしないのはなぜ?

という内容で記事を書かせて頂きました。

乗員・乗客の全員検査をしない理由は?

  • 検査条件が定められている
  • 医療機関が限られている
  • 検査に時間がかかる

以上のような理由が考えられます。

この他にも、感染者を受け入れられる病棟の確保や、検査費用の問題等もあると思います。

個人的にも全員検査が望ましいと感じますが、検査機関も限られていますし、現実的に難しい部分もあると思います。

日本だけが頑張るのではなく、他国も協力してほしいと感じます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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